システム思考の教育とは

■システムとは 〜 1目的、2要素、3要素の繋がりがある集合体


■システム思考の特徴

  • システム思考は、ものごとを一連のつながりとしてとらえ、つながりの質や相互作用に着目します。 論理的思考が主張に対して違和感のない根拠を示すことを求めるのに対し、システム思考は要 素や要素のつながり、プロセスに着目します。
  • 全体最適化や複雑な問題解決を考えるのに活用されます。


■システム思考は思考の習慣 〜 幼児期から学ぶことによって身に着けることができます

システム思考者の習慣 (子ども)


■「時系列で変化するグラフを活用したレッスンを行いました 〜 ストーリーをグラフで見る

  1. グラフを描くことで、変化が見え、プロセスに焦点を当てることができる。
    • 一つひとつの出来事を理解するだけでなく、時間とともに変化するものをとらえられる。
    • 変化とその原因を結びつけることができる。
    • 何が起きているのか、それがなぜなのかを深く考えることができる。
    • アイデアを表現し、他の人に伝えることができる。
    • 話し合いに活用できる。
    • 話し合いを経験することで、語彙が増える。
  2. 活用のポイント
    • シンプルで明快なテーマやストーリーを選ぶ。
    • Y軸の変数は一つに絞る。
    • グラフ自体よりも、子どもたちの対話や発見を大切にする。
    • グラフに描きたい出来事を選ぶことができる。
    • 楽しい時間にする。

時系列変化パターングラフ (BOTGs)


■システム思考教育のためのツールの例のご紹介 〜 幼児から年齢に合わせた学びができます